投稿

SPAJAM2018に参加してきました!

イメージ
ご無沙汰しております。トニー太田です。 今回は日本最大のスマートフォンアプリ開発ハッカソンの、SPAJAM2018に参加してきました! ハッカソンとは、ハッカーとマラソンをかけ合わせた造語で、決められた日数の中で、制作チームが集まってひとつのモノを作り、その出来栄えやプレゼンテーションで競い合う大会です。 今回の大会は東京Aブロック! 株式会社ヤフー様の会場にて、チームおむせん の アプリのプレゼンPV担当として、メンバーたちと共闘してきました! 今回もメンバーに恵まれ、面白いものができました! プレゼンのために制作したPVを紹介します。 (モデルの方はチームメンバーで、アップロードの許可も得ております) 一言で表すと、 ヨガのポーズをスコア化して共有するアプリ ! キラキラ女子を応援する素敵なアプリで、ディープラーニングの技術を用いた類似度計測を軸にしています。この短時間で機械学習を実装してしまう技術力がやばすぎて笑うしかない・・・。 結果は入賞には至りませんでしたが、仲間たちと苦楽を共にしながら目標を目指してモノを作り上げるという経験は控えめに言って最高なので、来年もまたチャレンジしたいです\(^o^)/ おまけ 今回のPVは、売上を目的としているわけではなく、プレゼンをする前にコンセプトと全体像を伝えるという目的だったため 「綺麗で良い印象を与える、どんなものなのかわかる」 というプロモーションの手法を採用しています。 (場合にもよりますが、この手法は印象はいいんですが実際に購入・行動させるというパワーは強くないので売上を目的としている場合はSkyVoxではあまり推奨しない構成です。) 後になると動画の細かいアラが気になってくるのですが、これは短時間での制作だと仕方ない部分でもあります・・・。 スピーディな制作にも対応できるので、動画が必要なときは是非ともお声掛けください✌('ω')

【C4D】GPUレンダラー特有のノイズへの対処【AEプリセット配布】

イメージ
引き続きC4D勢のトニー太田です。こんばんは。 現在、GPUレンダラーのOctane Renderを導入し、C4Dを扱っています。 GPUもGTX1080を導入し、非常に高速なリアルタイムプレビューとレンダリングです。 しかし、OctaneをはじめとするGPUレンダラーでのレンダリング・プレビューには「特有のノイズが乗る」という問題があるそうです。 今回はその対処について検討しました。 まず、サンプリング数についてです。 サンプリング数というのは平たく言えば、どれだけ時間をかけて画質を上げるか、という設定です(厳密には違うかも) まずは、サンプリング数による画質、容量、レンダリング速度の比較です。 (1フレームあたりの容量、レンダリング速度) サンプリング:128 ノイズ:多 レンダー時間:14秒 容量:11.9MB サンプリング:256 ノイズ:中 レンダー時間:27秒 容量:11.9MB サンプリング:512 ノイズ:少 レンダー時間:54秒 容量:11.9MB Octane Renderの場合、サンプリング数が2倍になるとレンダリング時間が2倍に、サンプリング数が4倍になるとレンダリング時間が4倍になりました。 ノイズも減っていきます。サンプリング数512だと、言われないとノイズの存在が分からないくらいになっており、かなりいい感じになるのがわかると思います。 ただ、このレベルのノイズ除去に対して、4倍の時間をかけるのは正直きつい・・・。 というわけでサンプリング数128のデータを使い、後工程としてAfterEffectsでノイズ除去できるか試してみました。 サンプリング128 AEでデノイズ 全然いけるやん。 めっちゃキレイになるやん。ノイズだけ見たら512よりキレイなのでは? ただノイズ以外の部分にタテ線がうっすら出てしまうんですよね。処理内容上仕方ないですが、ノイズよりはずっとマシかと思います。 デノイズにはOLM Smootherと、グレイン(除去)を使用しました。 OLMはフリープラグイン、グレイン(除去)は標準エフェクトです。 ノイズによってはOLM不要ですが、コントラストの強いノイズが乗っている時は有効に機能しま

【C4D】GW中に3DCGを習得!

イメージ
社会人になってから初めてまともにGWを取れたトニー太田です。 9連休とかすげーな!!!!何でもできんじゃん!!!!! 休日と書いて研鑽日! フリーな日が2日作れたのと、条件が色々揃ったのもあり、ついに3D CGに手を出しました! 今回習得したのは、泣く子も黙るMAXON製のCGソフト、 Cinema 4D でございます。 現在非常勤講師をさせていただいている東京デザイナー学院の生徒さんに教えてもらいました! 個別の勉強会を開き、僕がAfterEffectsを教えて、彼にCinema4Dを習う、という感じですね!まさにWin-Win・・・? 3Dは時間が無限にかかるというイメージから、常に時間がない僕は敬遠していたんですが、今回はGW!!!今やらずにいつやるのだ!!! そんなわけで、某ゲームのPVに出てきた3Dのミニチュアセットを作っております。 これは単純に勉強のためにマネをしているだけですねw キャラクターはSkyVoxオリジナルキャラクターの うざカワ天使ちゃん です! テーブルは簡単に作れますが、イスや街灯はなかなか時間がかかります。 後ろの壁のレンガは、AEでテクスチャを作って貼り付けました。 今の段階ではツールやショートカットを覚えるのに苦労している状態ですね。慣れないソフトなので、操作に時間がかかっています。 しかも、仕事で使う前提なので、いきなりOctane Renderを導入して勉強しています。 一足飛びでやろうとしている事も含め、3D CGは本当に分からない事だらけですが、みんなに支えられて習得できそうです。 どんどんできるようになります!✌('ω')

【AE】次世代のパーティクルプラグインはどれ?

イメージ
AEの次世代パーティクルプラグイン、1年くらい前から情報も含めいろいろ出てますけど、どうなっていくんでしょう。 まず、現在いろいろな所でアンケートの上位を独占している、現在最も主流なパーティクルプラグイン、 Trapcode Particular! このプラグイン、項目が多すぎるので初心者に敬遠されがちですが、実はある程度重要な部分を押さえておくだけで、光を飛ばしたり花びらを振らせたり、火の粉を舞わせたりなど、よく使う演出は一通りできるようになります。 最近バージョン3になった事で、今までCPUで行っていたパーティクルの処理をGPUに変更する事ができ、動作も軽くなりました。 恐らく世界で最もシェアの大きいパーティクルプラグインです。 次に、ノードベースのパーティクルシステム、 Stardust! こちらのプラグインは、パーティクルに関する設定をノードベースで行うという変わり種です。 発売されてから1年ほど経ったと思いますが、「Stardustの方が圧倒的に使いやすい!」という話は聞かないので、恐らくParticularのシェアをひっくり返す事はできないのではないかと思います。 最後に、まだ発売されていませんが、 VideoCopilot Nebula! VC Live2016で発表された製品ですが、あれ以降情報が出てきません。 個人的に、かなり気になっています。 - - - - - - - - - - - - - - - よほど簡単な動画しか作らないという所でなければ、パーティクルプラグインは、必須のプラグインとなります。 プラグインを選ぶ上で 性能 は重要ですが、業態によっては他社との互換性を保つ必要があるため業界での シェア もかなり重要になってきます。 Knoll Light Factory が Optical Flares に取って代わられたのは記憶に新しいと思いますが、あれだけメジャーなプラグインでも気を抜くとひっくり返されるので、Particularもどうなるか・・・。 そのOptical Flaresの開発元VideoCopilotが開発しているパーティクルシステムNebulaは、Paticularとは違った方向性の製品になるかもしれないし、もしかするとParticularのシェアをひっく

【AE】Xeon機でAfterEffectsってどうなの?

イメージ
みんなの憧れのCPU、 Xeon に関しての記事です。 以前から要望が多かったので、今回情報の共有をしていこうと思います。 Xeonというのは、Intel製のCPUで、 サーバーなどの用途に使われている、安定性を重視した製品 です。 色々な映像制作の現場でもXeonを搭載したワークステーションが導入されている話を耳にしますが、そのパフォーマンスに関して報告されている記事があまり無いらしく、実際のところどうなのか、よく質問されます。 僕は個人的にXeon機を使用し、AfterEffectsで作業をしていた時期もあるため、 今日はその時の奮闘の末に得た知見や結論などを共有していこうと思います✌('ω') 記事の概要です。  1.AfterEffects用途としては、まるで使えない。  2.レンダリングサーバーとしての運用は・・・  3.結論 ※ 今回は本筋の内容を分かりやすく伝えるため、「スレッド」と書くべき箇所を「コア」と表記して同じ扱いにして説明しています。 違いについて知りたい方は、「ハイパースレッディング」でググってください。 1.AfterEffects用途としては、まるで使えない。 Xeonも色々な種類がありますが、よく見かけるのは 「多コア低クロック」 構成のものです。 このCPU、もともとサーバー用途である以上、複数の処理を同時に行う事に特化する必要があるため、コアの数が多い製品が多いんですね。(もちろん4コア・6コアで高クロックな製品も存在していますが、今回は除外します) AfterEffectsは基本的に 「シングルコア」 で動くアプリケーションで、 CPUの中の1コアしか使えない というのが特徴です。 例えば、24コアのXeonでAfterEffectsを動かした場合、 24個あるコアのうち1個しか処理に使えない わけですから、 本来のパワーの1/24しか発揮できていない という事になります。 もうこの時点で非効率の極みです。 しかし、AE CC2014以前のバージョンには、 複数のコアを使ってレンダリング する設定があります。 僕もそれに希望を持ち、色々調べてはみましたが、 結論から言うとダメでした 。 AEの複数コアを使用したレンダリング・およびプレビュー

「人は自分を映す鏡」の本当の意味

イメージ
「人は自分を映す鏡だ」 なんてよく言われますよね。 一般的には、自分に似た価値観の人間が集まる、とか、自分の態度や行動が変われば周りも変わる、という場面で使われる言葉です。 幼少の頃は、「そんなわけないやろ」と思っていましたが、 この 言葉は本当に深い意味がある ようで、人生の節目節目で意味を変えて気づきを与えてくれました。 今日はこの言葉について、半年くらい前に気づいた事を紹介しようと思います。 人は自分を映す鏡、というのは、一言で言うと少し難しい言葉になるかもしれませんが、 「相手の可能性を、自分と同程度と考える事で起こる錯覚」 であり、言い換えると 「人間の能力」を自分を基準にして考えて、同じ評価を他人にも適用している。 という意味にもとれると思います。 例えば、これはほとんどの人が当てはまると思いますが、 自分自身に能力がない、劣っていると思っている人 。こういう人は、 周りにいる人にも能力が無いと無意識に思い込んでいる 人が多いのではないかなと思います。 例えば、そんな人の周りで夢を語っても、人間の可能性を信じられない人は「お前なんかにできるわけない」「現実を見ろ」と、ロクな事にはならないのは目に見えています。 劣っていると思っている人が、努力して苦労して能力を身につけたり、社会的な成功を収めたならば、 「自分程度の人間でも苦労を乗り越えて努力すれば能力が身につくんだ。成功できるんだ」 と考え 「能力を身につけたり成功したいと言っているのに、努力をしていないのは単なる怠慢であり甘え」 と 断じてしまいがち です。これは本当によく見かけます。 逆に、少しやればすぐ能力を身につけられる器用な人は、周りにいる人もすぐできるものと捉えてしまい、 「できない」という事が理解できません。 僕はどちらかというと器用な方で、本気で取り組んで実現できなかった事がひとつも無いので、「できない」事が理解できず「いやそれ本気でやってないだけでしょ・・・」と考えてしまいがちだし、 人間の可能性を自分と同等と考えてしまい「1年あればこれくらいには余裕で到達する」なんていう 甘 い見積もりをしがち だし、その見積もりが甘かった時にその人の努力不足と断じてしまいが

学びを大きく加速する3つの心構え

勉強嫌いだと思っていたのに、大人になっても勉強している太田です。こんばんは。 皆さん、現在、何か勉強していますか? 世の中には、色々な勉強会がありますよね。 僕は近頃、クリエイターの勉強会から、人としての成長を求める勉強会まで、色々と参加させていただいています。 僕は勉強会やセミナーに参加する時には、学びをより深くするため、 3つの心構え をもって臨むようにしています。 これは、以前とあるセミナーを受講した時に学んだ取り組み方で、その他の勉強会などに参加する際にも必ず心がけています。 1.「知ってるわコレ」と考えない 色々学んでいると、 「聞いた事ある事」「知ってる事」が形を変えて何度も何度も出てきます。 そういったものに対して、 いったんリセットして真っ白な状態で聞き、全力で取り組む事で、より広い視野で捉える事ができる ようになります。これめっちゃオススメ。 2.今から教わる内容を、後で人に教えるつもりで学ぶ 人に教えないといけない状況なんだ、と自己暗示をかけながら取り組む と、意識の入り方が3倍くらい違います。これめっちゃオススメ。 3.楽しむ 知る事、実践する事を楽しむと、感情に絡めて記憶するため、記憶の定着率が上がります。 学ぶ事=楽しい事 という感覚をもって臨むと、効果倍増 です。学ぶ事が楽しくなってくるので、いい思考サイクルも作れます。これめっちゃオススメ。 同じ時間の勉強中、たったこれだけの事を意識するだけで学びの深さが段違いに変わるんですよね。 機会があれば実践してみてください✌('ω')